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スキム仙台

スキム仙台

●スピードラン


●スピードラン
 [2004.10.10]

次のステップはスピードランです。
いきなりスープに当てようとしても、多分飛ばされます。
まずは、スープの無いところでスピードランを練習です。
真っ直ぐ滑るときの感じで滑り(ある程度のスピードは必要です)、
目線をターンしたい方に向けながら、ひざを曲げてつま先側にちょっとだけ加重します。
前足と後ろ足の加重の割合は、50:50か、40:60ぐらいがいいのではないでしょうか。
後ろ加重になりすぎても、失速してしまいますので、重心は中央付近で。
すると、つま先側のレールが水に入り、緩やかにターンしていくはずです。
加重の入れ方が慣れるまでは難しいと思います。

さらに慣れてきたら、上半身の動作にも気をつけてみましょう。
先ほどは目線と言いましたが、目だけ、もしくは顔だけを行きたい方向に向ける
わけではなく、上半身をそちらに向けます。
進行方向側の肩をそちらを向けるような感じです。

フロント側も同様です。
目線をターンしたい方に向けながら、ひざを曲げてかかと側にちょっとだけ加重します。
が、バックサイドほどは曲がらないし、難しいと思います。
地道に行きましょう。

ちなみに、あまり浅いところで深くレールを入れようとすると、
ざす!って砂にレールが入っちゃいます。
気をつけましょう。

慣れてきたら、スープでのスピードランです。
ここで重要なのは、タイミングです。
走り始めるタイミングは、
 1.波が伸びてテイクオフしやすい事。
 2.次のスープまでの距離が長すぎない事。
 3.次のスープが越えやすい事。(サンドで滑っててスープを越えようとしても
  なかなか越えられないので)
が重要です。
特に、サンドで滑ってスープに激突して転倒、と言う3.のような状況はよく
見受けられます。
多少の水深があるところ(レールが入れれたり、スープを越える為にテールを
沈めたり出来るぐらいの深さがあればいいので、10cm程度でもいいです)
でスープに到達出来るようにしましょう

やっぱり大事なのは、波を見る目とタイミングです。
これは慣れるしかありません。
手っ取り早いのは、自分よりうまい人にやってもらい、それと同時に
一緒に走り始めるといいと思います。

あとはスープに照準を定めてスピードランをするだけなんですが、
最初はなかなか難しいと思うので、下記の方法はどうでしょうか。
(もちろん、他のアプローチもありますが)

ノーズを上げて、スープを越える事は出来ますか?
まず最初はノーズを上げてスープを越えてからスピードランをする感覚で
やってみて下さい。
それが出来たら、徐々にターンのタイミングを早めていき、スープを越えながら
スピードランが出来るところまで持っていく、と。
最終的には、スピードランで岸の方に戻る時にスープの前に
出ることが出来る様になって下さい。
その場合のコツは、スープに当たる前からレールを入れ始めることです。
すると、帰って来るときに波からのパワーを貰えます。
慣れてくると、それで加速出来るはずです。

スピードランと一口に言っても、リッピングへの入り口でもあり、重要です。
スープの大きさ、自身のスピード等に合わせて、中央加重の緩やかな弧の
スピードラン、後ろ加重気味の小さな弧のスピードランの両方が使い分け
出来るようになりましょう。
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